データ保護、サイバーセキュリティ、国家機密

当事務所は、データ保護、サイバーセキュリティ、国家機密、その他データガバナンス分野における中国法律事務所のパイオニアとして、国内外の多くの重要案件に積極的に取り組んでいます。当事務所のリーガルサービスには、グローバル及びローカライズされたデータ保護メカニズム、データ保護体制の構築、エージェントや外注先等第三者に対する管理制度、データ保護規制の遵守状況に関する監査の実施、ビジネス展開に関連する複雑なデータ保護問題へのアドバイスなどが含まれます。

  • 中国の大手企業のグローバルデータ保護体制の構築・完全化、グローバルデータネットワーク及び運用体制の構築(ローカリゼーション、クロスボーダー伝送等)、製品のグローバルローンチにおける様々なデータ問題に関する法的アドバイス、世界的な様々な緊急事態(データ漏洩、政府からの問い合わせ等)への対応、各種投資におけるデータ保護規制の面からのデューデリジェンス、Facebook等ビジネスパートナーからのデータ保護規制面からのデューデリジェンスへの対応等についてリーガルアドバイスを行いました。
  • 国内外の大手企業(AIとビッグデータ、自動車と輸送、エンターテイメント、ヘルスケア、電子商取引、消費財、製造業など)のデータ検証、ギャップ分析、データ保護法令遵守体制の構築に携わり、内部データセキュリティ管理、第三者データ協力、クロスボーダーデータ伝送、重要データの特定、データローカリゼーションなど複雑な法律問題を含む様々なデータ保護規制に関するリーガルアドバイスを行いました。
  • 数多くの企業を代理し、データ漏洩対応、データ漏洩申告、各政府機関との折衝、個人情報主体への通知及び個人情報所有者等からのクレームへの対応、メディア管理及び世論管理、企業の刑事案件関連問題の対応、リスクの洗い出し、危機対応等についてリーガルアドバイスを行いました。
  • 大手ホテル管理会社を代理し、中国の法執行機関が実施したサイバーセキュリティ法違反の疑いによる調査及び刑事訴訟に対応しました。同件では、公安機関に的確に事情を説明し、刑事事件を取り下げてもらい、また社内調査でも成果を上げています。
  • 金融業界のインターネット技術企業を代理し、公安機関による個人情報収集に係る犯罪疑惑捜査に対応し、クライアントのデータ保護規制体制の改善についてアドバイスを提供しました。調査の発端は、クライアントの川下企業による個人情報の侵害疑いであり、当事務所の協力の下でクライアントが適切に対応した結果、公安当局はクライアントに対する更なる調査を中止しました。
  • マスコミ業界企業のアドバイザーとして、役員による個人情報の侵害が疑われる事件についてリーガルサービスを提供し、同件では、最終的に役員・従業員ともに保釈されました。また、同企業の各種データ製品にかかわるデータ関連規制上の問題について日常的にアドバイスを提供しました。
  • 大手国営航空会社に対し、データ関連の紛争解決、域外適用、突発問題の対応など、長年間データ関連規制に関するリーガルアドバイスを行いました。
  • 米国上場の中国企業に代理し、物流大手企業に対する投資案件において、中国のデータ保護規則とGDPRに基づいてデューデリジェンスの実施、また、投資後の問題解消措置の実施等についてリーガルアドバイスを行いました。
  • 中国企業を代理し、香港でのIPO案件において、データ関連規制に関するデューデリジェンスを実施しました。
  • 数多くの中国企業及び多国籍企業のグループ内のデータ越境移転案件に携わり、様々なシナリオに応じて最適なソリューションを提案しました。
  • 中国証券監督管理委員会及び香港証券先物委員会の要求に従い、数十の案件で、会計監査文書に対し国家機密漏洩リスクの有無に関する審査を実施しました。
  • SECによる行政手続において、四大会計事務所の中国首席カウンセルを務め、中国の法律専門家による国家機密やデータ保護に関する証言の作成について助言しました。