独占禁止法と競争法

事業者結合届出

  • メルクを代理し、シグマ・アルドリッチを170億米ドルで買収する案件に関して、中国での事業者結合届出についてリーガルアドバイスを行いました。本件は、当時のバイオテクノロジー業界における世界最大級の取引です。
  • セントジュードメディカルを代理し、アボット・ラボラトリーズ社を250億米ドルで買収する案件に関して、中国での事業者結合届出についてリーガルアドバイスを行いました。
  • キヤノンを代理し、株式会社東芝メディカルを383億人民元で買収する案件に関して、中国での事業者結合届出についてリーガルアドバイスを行いました。
  • ノバルティスを代理し、グラクソ・スミスクライン社との世界的な合弁会社(計3社)の設立(企業価値は約200億米ドル)に関して、中国での事業者結合届出についてリーガルアドバイスを行いました。この取引は、当時の医薬品業界における世界最大級の取引です。

 

独占禁止調査

  • メドトロニックを代理し、国家発展改革委員会(NDRC)による医療機器業界に対する最初かつ最大規模の独占禁止法調査に対応しました。
  • ある多国籍製薬会社を代理し、NDRCによる調査に対応しました。
  • 某日本企業を代理し、医療業界における買収案件について商務部により行われた「ガンジャンピング」に関する初の調査に対応しました。
  • また、当事務所は、長年にわたって多国籍企業の契約やビジネス活動に係わる法令遵守等についてアドバイスを提供しており、契約の個別条項(例えば、「両票制」実施後の革新的な販売モデル、地域制限や排他的要件)に関するアドバイスから、ビジネスモデルの競争法上や腐敗防止法上のリスクに関する全面的な分析、各種コンプライアンス研修の実施まで、当事務所の提供できるアドバイスは非常に広範に及びます。